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インプラント
インプラントは失われた歯の代わりに人工歯根を使って人工歯をかぶせ、歯と噛む機能を再建する治療法です。インプラントは「第2の永久歯」と呼ばれるほど、天然の歯に近い機能性を有しています。
埋め込まれたインプラントは骨に固定されるので、自分の歯と同じくらいの力で噛むことができます。天然歯と見分けがつかないほど自然な見た目を再現できるのも特徴です。
また、入れ歯やブリッジと比べると周囲の歯に負荷をかけにくく、長期的に見れば残りの歯を守ることにもつながります。部分入れ歯と違って金具が見えてしまうことはなく、ブリッジではないので周りの歯を削る必要はほとんどありません。
インプラントは「もう自分の歯を失いたくない」とお考えの方にこそ、検討していただきたい治療といえます。
審美治療・ホワイトニング
審美治療は、歯の形や色を整え、口元の美しさを追求することを目的としています。当院では主に、歯の色が気になる方にはホワイトニングを、形と色の両方を整えたい方にはセラミックによる治療をご紹介しております。
たとえば、ラミネートベニアは歯の表面を薄く削り、前側にセラミックの小さなプレートを貼り付ける治療法です。歯の色味はもちろん、形も調整することができます。歯並びも整えたい方には、セラミックを使った矯正方法があります。歯を削る量は多くなるものの、一般的な矯正治療よりも期間や費用のご負担は少なくて済みます。
虫歯の治療跡を周囲の歯と調和させたいなら、セラミックのつめ物・かぶせ物をご検討ください。こちらは主に、銀歯の見た目が気になる方向けの治療です。
ホワイトニングは、歯に薬を塗って染みついた色素を分解します。人工物を使わず歯そのものを白くするので、自然な色味に仕上がります。コーヒー・紅茶・赤ワインの摂取、喫煙などによる歯の着色が気になる方はご検討ください。主に院内で行うタイプと、主にご家庭で行うタイプとがあります。
その他にも、歯茎の黒ずみを取り除く「ガムブリーチング」、ツルツルになるまで歯面を磨き上げる「PMTC」、15~20分で汚れを落とすクリーニングなどのメニューをご用意しております。
歯周病の治療
歯周病の予防と治療は、日々の歯磨きと歯科医院でのケア両方があってこそ成り立ちます。毎日の歯磨きはとても大切ですが、それだけでは汚れを落とし切ることができません。定期的に歯科医院でクリーニングを受ける必要があります。
日々のお手入れが行き届いていないと、口の中には「歯垢」という汚れが溜まっていきます。歯垢は細菌の塊のようなもので、放置すると「歯石」という歯ブラシでは除去できないほど硬い物質に変化します。
毎日の歯磨きで歯垢を溜めないようにすることは大切ですが、それだけで落とし切ることはできません。そこで、定期的に歯科医院に通い、スケーラ-という器具で除去してもらうことが大切なのです。歯周病は基礎疾患や生活習慣とも関わっており、糖尿病を患っていたり喫煙習慣があったりすると、悪化が早まってしまいます。
当院が提供するクリーニングや知識を活用し、歯周病の予防・悪化防止をしましょう。
予防診療
きちんと歯を磨いていても、細かな磨き残しはできてしまうものです。それが積み重なると、虫歯・歯周病の原因になったり着色汚れの元になったりします。そのため、当院では専用の機器を用いたクリーニングをご提案しています。
歯の表面に付いた汚れは、医療者である歯科医師・歯科衛生士がしっかりと磨き落とします。クリーニングを終えた後は、着色汚れも取れ、ツルツルとした舌触りを実感していただけるはずです。もちろん、虫歯・歯周病の予防に役立ちます。
小児歯科とフッ素の塗布
「乳歯はいずれ抜けるから虫歯になっても大丈夫」と思っていないでしょうか。乳歯の健康状態は、永久歯の歯並びや成長期に欠かせない栄養摂取にも影響します。お子さまの先々を考え、予防に努めるとともに、虫歯があれば治療させてあげてください。
乳歯の役割は大きく三つあります。一つ目は「噛むこと」です。しっかり噛むことで成長・発達に必要な栄養を効率よく摂取することができます。二つ目は「発音」で、言葉を正しく発音するには健康な歯が必要だと考えられます。
最後は「永久歯の誘導」です。生え替わりの時期には、永久歯を誘導するために乳歯の根が吸収されます。そのため、乳歯がないと本来の位置に永久歯が生えてこられず、歯並びがガタガタになる可能性が高まります。
当院では、乳歯を虫歯から守るために、フッ素の塗布を行っています。定期的にフッ素を塗り、虫歯になりにくい丈夫な歯をつくってあげましょう。
痛みを抑えた治療
当院は麻酔のかけ方を工夫し、注射針が刺さる「ちくっ」という痛みをも軽減しています。また、歯を削る「キイーン」という音や、「ガリガリ」といった振動が苦手な方のために歯科用レーザーも活用しています。
まずは歯茎の表面に麻酔を塗り、感覚を麻痺させておきます。そうすることで、針が刺さる瞬間の痛みまで感じにくくすることができるからです。
麻酔注射は、針の痛みとは別に、麻酔液を一気に注入すると圧力による痛みが出ます。そこで当院は、電動の注射器を使い、ゆっくり一定のスピードで液を注入することで圧力を調整しています。さらに液が冷たいと痛みを感じやすいので、麻酔液を人肌程度に温めておくことも忘れません。
歯科用レーザーは音や刺激が少ないうえ、歯質の強化、口内炎の治療、歯周病治療、歯茎の腫れなど、さまざまな用途に使うことができます。処置内容によっては麻酔が必要ありません。このように、当院は痛みと刺激の少ない診療を心がけ、ストレスなく治療を受けていただけるよう工夫しています。
義歯(入れ歯)
当院では、金属の留め具がない「ノンクラスプデンチャー」や、磁石で固定する「マグネット義歯」といった入れ歯をご用意しています。見た目やフィット感にこだわる方のご相談をお待ちしております。
部分入れ歯の場合、留めるための金具が見えてしまうという弱点があります。そんな見栄えの悪さを克服するためにつくられたのが「ノンクラスプデンチャー」です。金属の代わりに歯茎と同じ色の樹脂を使っているので、入れ歯をしていることが他の方には分かりにくくなります。
安定感を求めるなら「マグネット義歯」を検討してみてください。このタイプは、磁石を留め具にすることで、入れ歯が浮き上がったり外れたりすることを防ぎます。磁石は入れ歯の内側に付けるので、見た目が自然なことも特徴です。
当院は、入れ歯の調整・修理も承っております。入れ歯をつくる職人「歯科技工士」が院内にいるため、その場での作業が可能です。早ければ30分から1時間ほどで作業が完了します。
口臭治療
口臭には原因があり、それらを取り除くことで改善できます。当院は口臭測定器を使って原因を探り、歯科的なものであれば効率的に匂いの元を除去していきます。診療室は個室・半個室ですので、検査を受けている様子が人目に触れることはありません。
治療を行う場合は別途料金がかかるものの、当院は匂いの測定までは無料にしております。口臭の原因にはお口の中に由来するものだけでなく、呼吸器系、肝臓や腎臓の異常によるものもあります。ご自身の実情を知るために、検査だけでも受けてみてはいかがでしょうか。
ドライマウス(口腔乾燥症)
ドライマウスとは、口の中が乾いた状態になる病気です。加齢による舌の機能が低下やストレス、薬の副作用などでだ液の分泌量は減ってしまいます。「口の中が乾きがちだな」と感じたら、当院でご相談ください。
初期の段階では、口の中が乾くことで食べ物が飲み込みづらくなり、口臭が出始めます。重症化すると口臭が強くなり、舌がひび割れたり痛みが出たりして、会話をするのがつらくなります。
ドライマウスの治療は、保湿ジェルやうがい薬を使い、口の中に潤いを与えることが基本です。ドライマウスを対象とする漢方薬を処方し、改善を促すこともあります。
顎関節症・噛み合わせの治療
「大きく口を開けられない」「口を開けると音が鳴る」「顎が痛む」といった症状がある場合は、顎関節症の疑いがあります。顎関節症は噛み合わせの不調によるものが大きいと考えられ、歯科治療による改善が期待できます。
まずは、今の噛み合わせをチェックしましょう。噛み合わせの位置がズレていると顎の関節に負担がかかるため、正しい位置を見つけます。その後、スプリントというマウスピースのような装置を着けて歯の位置を誘導し、症状の改善を目指します。これが、スプリント療法です。
歯ぎしりの治療
歯をこすり合わせたり、強く噛みしめたりすることを、歯ぎしり(ブラキシズム)といいます。本人に自覚がなく、寝ている間などに無意識にしてしまっている方が多いのも、歯ぎしりの特徴です。
歯ぎしりを続けていると、歯が削られたり、割れたりするという問題があります。その結果、噛み合わせが悪くなってしまいかねません。さらに、顎に余分な力がかかることで、顎関節症を引き起こす場合もあります。
当院では、専用のマウスピース(スプリント)をつくって使用していただくことで、歯ぎしりを緩和する治療を行っています。
いびきの治療
いびきをかいていると、身近な方から指摘されたことはないでしょうか。程度が軽いなら問題はありませんが、大きないびきを毎日かいたり、睡眠中に呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」と診断されたことがあったりする場合は注意が必要です。
当院は、いびきを改善する治療を行っています。気になることがありましたら、まずはご相談ください。
親知らず
親知らずの抜歯は当院にお任せください。当院の院長はお口周りの外科治療が得意なので、一般的に難しいとされているケースでも抜くことができます。場合によっては、即日抜歯も可能です。
現代人の顎は狭くなっており、親知らずが曲がって生えてきたり、歯茎の中で横向きになったりします。おかしな生え方をしている親知らずは、たいてい周囲の歯に悪い影響を及ぼすので、早めに抜いてしまったほうがいいでしょう。
生え方の悪い親知らずが及ぼす影響としては、「歯茎の腫れ」「歯並びの悪化」「噛み合わせの乱れ」「虫歯・歯周病にかかりやすくなる」といったものが挙げられます。
当院では、歯科用CTで歯の生え方や神経の位置をしっかり把握してから、手術にとりかかります。